窓口の人が一旦奥に下がり、何かを取り出すのが見えた。 …マルス券! 間髪入れずに、 「スイート取れました!こりゃ奇跡ですよ!」 10時の時報と共に端末を叩いて取れたそうで、寝台券を目前に示した窓口の人が神に見えた。 さて、スイートとわかったところで、気になるのは部屋番号。
展望室の1号車1番か、居住性がいい2号車3番のどちらか。
きっぷを覗き込む… 1号車1番!! 展望室だ♪ 10時の発売時点でマルスには入っていないのではないかとの噂が各所で流れていますが、今日は運が良かったのかマルスに入っており、しかも それを幸運にも射止めることができました。 早速、支払いのためにクレジットカードを渡しましたが、その手が震えていたのを今でも覚えています。 まさかスイートが作戦初日で確保できるとは思ってもみなかったです。
候補日の3日間、早起きを覚悟していたのですが、戦いは奇跡的にも1日目で幕を閉じることになりました。
寝台券の支払いの後、ディナー券を一緒に発券してもらいます。 ディナーは2交代制で、17:30からと19:30からの2つの時間帯から選べます。ちょうど、8月中旬というと、18:30頃に日の入りを迎えます。また、その 時間は海沿いを走るので、日本海に沈む夕日を見ながらのディナーという贅沢ができる17;30の時間帯を選びます。 なかなか発券する機会が無いもののようで、駅員さんはマニュアルを見ながらの作業でしたが、滞りなく発券をしていただきました。 ところで、ディナー券は、食事そのものの切符と座席予約券の2セットで構成されています。
座席予約券には、発券の時点での既に席番が指定されているんですね。
トワイライトエクスプレスの食堂車の座席配置は、日本海側に2人掛けが5組、山側に4人掛けが4組と2人掛けが1組、計28人を収容できるようにな
っています。ここでポイントになるのが、2人掛けのテーブルのうち、一つだけが山側にあるということです。そこが指定されていると、景色を見なが ら…という計画がボツになってしまいます。
心配になって調べてみましたが、無事に日本海側の席が指定されていました。
乗車券は旅行の行程が決まってからなので、後日お願いすることに。トワイライトが取れた日に合わせて旅程を組むことにしていたので、帰りの列 車を含めて詳細はこの時点から検討を始めます。 余談ですが、北海道からの帰りには北斗星のデュエットを狙っていました。どうせ難なく取れるだろうと油断していたら、10時打ちであえなく玉砕 し、あけぼので帰るルートとなりました。 …ちなみに、今回の旅行はトワイライトのスイート一点狙いなので、その寝台券が取れなかった場合は、高速道路1000円を利用した車の旅行を考 えていました。
その後、ある旅行会社から連絡があり、代替案として気を利かせて押さえてくれたロイヤルが確保できていたことがわかりました。
もちろん、スイートを残すことにするのは言うまでもありませんが、こんなこともあるのですね。
ロイヤルのチケットは払い戻しと相成りましたので、キャンセルを狙っていた方の手に渡ったことでしょう。
後日、寝台券を発券してもらった窓口にて、乗車券を購入。 今回の乗車券の概要は… 1.周遊きっぷ 札幌道南ゾーン 2.周遊きっぷゆき券 横浜市内→青森(東海道新幹線、湖西線、北陸、信越、羽越、奥羽)【周割20幹】 3.周遊きっぷかえり券 青森→横浜市内(奥羽、五能、奥羽、羽越、信越、上越、高崎、東北、東海道) 4.山科⇔大阪 往復 です。 601km以上なら、東海道新幹線を組み入れた周遊きっぷでも2割引になるのでお得ですね。 他、道中で必要なきっぷは随時手配し、当日を迎えます。
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