トワイライトエクスプレスに乗ろう、そう思い立ったのは、今年の夏の旅行を計画していた時のこと。
北海道まで寝台を使っての贅沢な旅行は、恐らく次が最後。どうせ行くなら、豪華な部屋で寛ぎながら…。 そう考え、狙いはトワイライトエクスプレスのスイートに決定。 インターネットや雑誌で情報を集め、乗車1ヶ月前の発売日に向けて、事前に手配をしました。
その一部始終を、切符入手編として2ページで記載します。
【寝台券の手配 考】
と、目標の列車が決まったものの、トワイライトエクスプレスのスイートという切符はそう簡単には手に入らない。さて、どうしたものか。
トワイライトエクスプレスのスイートやロイヤル、カシオペアのスイートなど、10時の発売開始と同時に売り切れるプラチナチケットの入手方法として 考えられる手段は… 1.発売日の10時に窓口で発券操作をしてもらう 2.キャンセルを狙う(頻繁に窓口に通う) 3.JR関係者の力を借りる 4.ネットオークションで落札する 残念ながら、身の回りにJR関係者はいない。仮にいたとしても、トワイライトエクスプレスのスイートなどという部屋を押さえられるのかどうかもわか らない。 オークションには、乗車候補日のチケットが出品されているかわからないし、そもそもオークションで売っているような人は転売目的でチケットを手に 入れて売っている場合が多いので、転売撲滅の観点からも、そういうところからは買わないようにしている。なのでこのルートもダメ。 となると、僕のような一般人ができるのは、発券のリクエストが全国の端末から一斉に押し寄せる10時00分00秒に、発券操作ををかけてもらう(い わゆる「10時打ち」をする)ことだ。 今回は、乗車候補日を3日設定し、その3日の発売開始時間に発券操作をしてもらえるように網を張り、発売開始に備えました。もちろん、妥協は せずにスイート一点買い。係員の方からは「スイートが取れなかったら他に押さえましょうか」と聞かれることもありますが、取れなかったら旅行を諦 めること、取れたら乗車券等の他の切符と宿の手配をお願いすると伝えました。 網を張るということはつまり… 1.10時打ちをしてもらえる旅行会社に申し込む 2.みどりの窓口に10時打ちをお願いする 10時の発売時にできるのはこの2つ。 JRのみどりの窓口では、発売日当日からの受け付けとなりますが、駅によっては事前の受付を行っておらず、10時に窓口に来た人に対してのみ 発券操作をするところもあります。そこの見極めが肝心。 発売日当日に焦らないように、事前受付を行っているか、行っている場合は何時からの受付になるかを確認しておきます。 特急券の申込用紙にも必要事項を記入し、当日に備えます。 【決戦当日】 事前に調査したみどりの窓口へ、申込用紙を提出しに行きます。 無事に1番を確保。 そして、10時を過ぎると、旅行会社から携帯に連絡が入ってきます。 残念ながらスイートは満席との回答。 そう簡単には手に入らないチケットと分かってはいたものの、現実を目の当たりにするといかに難しいかを実感します。
それでも、10時打ちをお願いした窓口へ確認に行きます。
すると、とあるみどりの窓口にて、 「あぁ、トワイライト?それがですね…、」と、なにやらいつもと違う返事が…。
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