北海道自転車旅行 -2日目-
<2005.8.27-9.7 Sat-Wed>


2005/8/28(日) 2日目 栃木県宇都宮市〜福島県安達町




予定通り、7:00すぎに起床して、身支度をする。少々、疲れが残っているが、これは仕方のないことだろう。というよりも、前日の170km超えの走行ならば致し方ない。

さて、9時にはチェックアウトというか精算しないと、追加料金がかかってしまうので、それまでに準備して出発する。

さっそく自転車に荷物を積み込み、出発の準備をする。雨は上がってはいるが、空はどんよりとした曇り空である。一見、いつ降りだしてもおかしくないような状態だった。

準備が終わり、8:40には出発。今日は涼しい。ちょっと都会から離れただけでここまで涼しいのかと驚いてしまうほど涼しかった。朝の気温は23℃、半袖で過ごすにはちょうどいい気温だ。


宇都宮駅前で写真を一枚撮ってから、再び4号線へ合流し、先へ進んでいく。


                    
                               -宇都宮駅前 あまりうまく撮れていない-



さて、走り出して間もなく、東北本線に沿って進む。
昨日、交番で聞いたもう一つの銭湯、極楽の湯を右手に発見した。南大門と同じくらいの距離って言ってたのだが、これは結構距離があった。あの豪雨の中ここまで走るのはちょっときつかったかもしれない。

しばらくして、ポツポツと雨が降りだした。ちょっと強めだったので、一旦自転車を止めて、荷物にビニールシートをかぶせる。ko-1は雨具まで装備したが、私はそのままの状態で行くことに。今日の天気予報では、一応曇りということになっていたので、この雨は一時的なものと判断した。
ここで準備している時、面白い虫がいた。名前はよくわからないが、見事にホバリングして近づいてくるのである。写真に撮ろうかとも思ったが、うまく撮れなかったのでザンネン。


        
          -ホバリングしていた虫 しかしピンボケ…-                -雨がぽつぽつと ビニールシートをかける-



間もなく、大きな橋で鬼怒川を渡り、黒磯・氏家方面へ。左手には、鬼怒グリーンパークがあった。


氏家付近には10:20、走行は19.2kmであった。このあたりのセブンで朝食にした。やきそばに野菜サラダという安上がりな組み合わせ。…しかし、朝食ナシで20km近く走るのは結構つらいものがある。

「次に食事の取れそうな場所があれば、そこで朝食にしよう」 と言ったのはいったいいつのことだったろうか。時折小雨のぱらつく道をひたすら走り、気づけば20Km近く走っていた。幸い道は広く非常に走り易かったが、「主要な国道であるならコンビニは一定間隔である」という認識は改めなければならないだろう。やっとありつけた朝食は美味しかった。


荒川を越えたのが11時前のことである。ここまで走行は25.3kmであった。東京の荒川とはまた別の川のようだ。大洗付近に河口があり、那珂川となって海へ流れるようだ。


矢板をすぎて、高低差40mほどのヤマが一つ。それほど急な坂ではなかったので走りやすかった。その後JR東北本線を跨ぎ、ゆるやかな上りが続く。


12:50に那須塩原駅入り口付近へ。ここまでの走行が51.2kmであった。
この付近で、私たちが追い抜かれる時に「がんばってください!」と声をかけてくれたシティサイクルに乗った若い男性と会った。一見チャリダーには見えなかったが、もしかしたらそうだったのかもしれない。


新晩翠橋を渡って、那須町へ入る。しばらくして、黒磯市街地の方へ一旦4号線を抜ける。昼食の時間帯だったので、近くのマックスバリューのマックで昼食とした。ここで13:30、走行61kmだった。
入ったのがマックということもあり、わずか35分のスピード昼食となった。
例によってトイレを探し、出発する。

店の横に駐輪していた自転車、雨対策のビニールを被せてたことも手伝って、かなり奇異の目で見られていた。レーサーパンツをはいていた私の格好も同様に・・・。


        
                   -アレとは違う「荒川」-              -マックスバリュー なんと24時間営業らしい コンビニいらず!?-



再び4号線へ向けて走り出すが、マックスバリューへ向けて入ってきた道では遠回りになってしまうので、福島方面と書いてある県道を進むことにした。この後特に迷うこともなく、無事に4号線へ戻ることができた。
この辺り、わずかな上りと、昨日の疲れがあったのか、10〜15km/hベースでゆっくりと進んでいく。


何度かアップダウンを繰り返し、東北自動車道と交差した後、大きく坂を下る途中の川を境に福島県へ。この時点で15:30、走行は77.7kmであった。


        
                    -ついに福島県へ-                                 -白河検問所-



福島へ入ってから、白河へ向けて上りを進んでいく。地図上では、標高400m近くまで上ることになっているので、ゆっくりと確実に走っていった。

白河を抜けると、道は概ね下り傾向となる。さらに矢吹・鏡石・須賀川と進むが、須賀川の辺りは路肩が最悪の状況で、所々に工事で掘った穴に埋めたアスファルトが車の重みではみ出し、ガタガタの路肩になっていたのだ。さらにそのアスファルトが粉砕されたかけらが至る所に飛び散っており、非常に走りにくかった。

このような長距離の走行では、路面の状態はその後の体調にもかなりの影響を及ぼす。ハンドルに伝わる振動で、手のひらから肩までの各所、サドルからはお尻に振動がくる。これが後の走行の大きな支障になってしまうのだ。まだまだこれからが長い、ここで余計な体力を消耗してはならないのだ。


さて、この先は平地を進んでいく。時間はちょうど日の入りも近い。すると、郡山市街から西方向を見ると、きれいな夕焼けが見えた。普段は夕焼けの時間に外出しないという生活をしていたので、久しぶりのきれいな夕焼けに感動し、何度も自転車を止めては写真を撮った。
郡山は南側が発展しているのか、市街地から外れたと思っていた矢先、右側に郡山駅が見えたので驚いた。


        
                           -美しかった夕焼け 2連発-



郡山駅を過ぎてすぐ、ガストを発見したので、ここで夕食にすることにした。18:45、走行123.4kmであった。旅行中というのはなかなかお腹が空くもので、結構な量を食べてしまう。3000円のクオカードの残金が3桁になるくらい…。


さて、ガストを出たら…雨じゃん。


とりあえず荷物だけビニールをかけて、出発することに。出発は20:00だった。ここからまだ、先へ進む。
予定では今日の目的地は福島駅近辺だったが、さすがにそこまで行く体力もないし、野宿ができる場所も都会では探しにくいということもあり、その手前で探すことにした。

ガストを出てすぐにそれは起こった。店内は結構冷房が効いていて体が冷えていたのだろう、ペダルを強く踏み込んだとき右膝に突然 「ズキッ」 と強い痛みが走ったのだ。結局痛みは治まらず、旅に出て二日目で大きな不安要素を抱え込むこととなってしまった。一昨年も京都へ向かう道中膝を悪くしたが、何とか騙しだまし最後まで行った経験を思い出し、痛む膝を庇いながら先に進んだ。



まず杉田駅へ。無人だったのだが、時間が少々早かったため、終電まで時間はある。終電前ということで当然明かりも点いており、この明かりがどうなるのかまったくわからなかったため、とりあえず立ち去ることに。


続いて二本松へ。ここはちょっと拓けたところなので、期待できそうだった。まず、公民館を見てみる。ん、いいグラウンドがあるではないか、しかもベンチまである。これは最高の環境…と思いきや、近くにガラの悪そうな兄ちゃんたちが溜まっていた。この状態で一夜を過ごすのもなかなか勇気がいるので、別の場所へ。

次は霞ヶ城公園へ行こうと試みるが、あまりの上り坂に断念。二本松駅はというと…タクシーがたくさん止まっているような場所だったので却下。全く明かりのないような田んぼの道を走ってみたりと、ちょっとヒヤっとするような場面もあったが、さらにもう一駅進むことに。


そして、安達に到着。ここならなかなかいいのが見つかりそうだ。駅前の市街地に出る前に、大型店舗を発見。軒下が良い感じだったので、そこで自転車の陰に隠れながら寝ることにした。この時点で23時を回っていた。

まだ店舗の事務室と思しき部屋に明かりが点いていたが、気にせず寝ることにした。
いざ準備して寝た後、駐車場に止めてあった車が突然動きだした。どうやら、この深夜まで駐車していたらしい。いきなりヘッドライトがこっちの方を照らしてきたので、存在に気付かれないかとドキドキしていた。

さらに、ポツポツと雨が降り出す始末。ことごとく落ち着いて寝られない。

結局、1時くらいまで途中で起こされたりしたのではないだろうか。そんなこんなで、場所は見つかったものの、ちょっと疲れの取れない野宿となった。


3日目を読む


トップへ
戻る


Copyright (C) 2004-2023 maru All Rights Reserved