広島自転車旅行 5日目


2004/8/15(日) 兵庫県三宮市〜兵庫県赤穂市




朝起きたのは9時すぎ。早速荷物を整理し、身支度をしてから朝10時にチェックアウト。フロントでは、天然水が持ち帰り用に流れていたので、アクエリアス2Lのペットボトルに水を一杯にしておいた。この先、飲み水としても使えるので、急に何かあっても対応できるだろう。

Dは朝食を調達してなかったので、近くのローソンで朝食をとる。

今日降ると思われた雨は夜に降ってすぐに止んだらしく、地面がうっすらと濡れている程度だった。今日はその後一日中、曇り空が続く。さて、引き続き2号線で姫路方向へ。出発は10:30。

神戸市街地は高速道路も走っており、大きな交差点では、横断するのが命がけだった。特に、不規則な変わり方をする信号だと、いくら車と同じ流れで走っていても、おっかない。


途中、信号待ちをしているときに、おばちゃん二人組に声をかけられた。この辺まで来ると、藤沢から来たと言っても全くわからないので、神奈川、もしくは横浜というと、よくわかるようである。


神戸からしばらくは高速の下を走る形に。須磨海浜公園あたりで高速は右手にそれ、2号線は海沿いを走って行く。

JRを跨ぐ急な跨線橋を越えて、山陽電鉄を右手に見ながら並走していく。須磨浦公園が右に見える。どうやら、ロープウェーが架かっているようだ。

垂水区へ入って、海側に舞子公園が見えたので、そこへ寄っていく。
ここからは、明石海峡大橋を見た。これまた壮観だった。海峡の向こうには淡路島が見える。明石海峡大橋は歩行者も普通に歩けるのだろうか、橋げたの下の方は小さな人影が動いているように見えた。

ちょっと興味があったが、そこまで行くのが大変そうだったので結局行かず。ここでもおじさんに声をかけられる。
しかし、釣り人が多い。カップルもいる。


  
−明石海峡大橋 残念ながら天気はあまりよろしくない−



さて、続く2号線をひたすら進む。

明石を越え、山陽本線、山陽新幹線と交差して、魚住あたりで少し上り坂があった。

さらに進んだところで、加古川にて昼食。その後さらに進み、あとはとにかく姫路へ。少し田舎な雰囲気が見えてきたと思ったら、急に都会になったりする。


姫路到着は15:40、走行61.0kmであった。
姫路では、今回の旅の目的の一つである、世界遺産姫路城訪問をした。

姫路城の中も見学をした。ちょっと歴史的な背景を勉強してから来ると、また違った視点から見られたのかな。城の中は、展示がたくさんあった。さらに、城が戦の時にどのように機能しているのかという解説をところどころに見ることができた。

ここでは古人の知恵を垣間見、ただただ関心するばかりであった。城の最上階からは、姫路周辺が見渡せる。


さて、次にお菊井を見た。皿が一枚たりない…という声が聞こえるウワサの井戸である。まさかこれが姫路城にあったものとは知らず、驚いた。

入った時間も遅かったので、もう見学時間をすぎてしまっていた。まだ見るところが少しあったのだが、警備員さんに帰るよう促されたので、仕方なく撤収。


  
−姫路城を遠方より−


  
−姫路城−                         −最上階より−



  
−最上階より−                                −お菊井−



見学が終わると、近くのおみやげ屋にて、姫路のお土産を購入。…といっても姫路らしいものは買わず、大阪のたこ焼きストラップなど、関西ネタのアクセサリーを買っていく。

18:30に出発。相生方面へ向けて走っていく。すると、すぐにクリーニングが見つかったので、そこでたまった洗濯物を洗濯することに。その間、少々迷いながらも、近くの吉野家にて夕食とした。

19:55には洗濯物を回収。これで用事は全て済ましたので、一路相生へ。

途中、2号線はバイパスになってしまうので、側道を走っていく。

再び2号線と合流すると、そこは広い道で、とても走りやすかった。


途中、かなり暗いところを通りながら、21:20、相生駅へ到着。ここまでの走行は90.5kmであった。

2号線は北口を走っていたが、北口は特に何もなく、ただ2号線が走っているだけだったので、南口へ移動。

南口のロータリー付近で写真を撮った。相生駅付近でビバークポイントをさがす予定だったが、思ったより拓けているので、明日の移動分を進みながらビバークポイントを探すことにした。


  
      −コインランドリー なかなかハイテクな機能(?)がついていた−             −相生駅−



目ぼしい場所もなかったので、とりあえずは明日走る道を進んでみた。相生市役所前のコンビニにて今夜と翌朝の食事を調達。残念ながら酒はなかったので、野宿恒例の飲みは中止となった。


相生から南に少し行くと、海が見えてきた。意外と海が近いことに気付く。

さらに先へ進み、赤穂を目指すことにした。ところが、赤穂へ行く途中には大きなヤマがあった。

街灯もなく真っ暗な道だった。時折通る車のヘッドライトの明かりに安堵しながらも、進んでいった。


峠を越えた先は下りになるのだが、いかんせん街灯もなく真っ暗なので、道の先がどうなっているのか、自分の明かりで照らさないと全くわからない。そんな環境であったため、下りであってもそれほどのスピードを出す事はできなかった。

下っている間に追いついてきた車のヘッドライトの明かりも頼りにしながら、とにかく事故を起こさないように慎重に走っていった。


さて、そのヤマを下りてしばらく走ったところ、河川敷に草野球場を発見。そこには屋根つきのベンチもあった。ビバークポイントとしては絶好の環境である。無事にDとのコンセンサスも得られ、今日はそこで寝ることにした。到着は22:45、今日の走行は101.6kmであった。


神戸クアハウスで汲んでおいた水がここで役に立った。歯磨きや簡単な洗顔に使えたので、重宝した。実は、この水がなかったら、歯磨きに使える水はなかったのである。…飲み水専用ではない水も持っていたほうがいいと改めて認識した。

後はパウダーシートで簡単に全身を拭いて、着替え、寝床のセッティング、虫除けを塗って、今日の日記を簡単に書きながらメールで近況報告。

野宿はここで最後、あとの2日はホテルであるので、快適であろう。


この辺になって、ゴールが見えてきた。もう5日間も自転車をこぎ続けているのかと思うと信じられないが、あと2日で広島にたどり着けるのかと思うと、わくわくする一方、旅が終わってしまう寂しさも感じられた。最後に時計を確認したのは0:30。
翌朝は6時起床の予定。この運動量で6時間弱の睡眠時間というのは物足りない。しかし、ぜいたくは言ってられないので、がんばりましょう。

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