広島自転車旅行 4日目
<2004.8.11-17 Wed-Tue>
2004/8/14(土) 滋賀県栗東市〜兵庫県三宮市

−ビバークポイント 烏丸記念公園−
さて、6:30に…起こされた。かけておいたはずの目覚ましに反応しなかったようだ。申し訳ない。
幸い今日は、雨は降っていなかった。最近、大気が不安定な状況だったらしいので、心配だった。
早速、出発のセッティングをして、近くのセブンで朝食。朝食はサラダ巻とサラダでしっかり摂る。なにせ出発が早いので、午前中の体力を持たせるためには、しっかりと食べる必要がある。食事が終わったら、出発。時刻は8:00。
その後琵琶湖湖畔を大津へ。途中、琵琶湖大橋へ上がるときに、橋の手前でショートカットがあったのだが、何も考えずに車道をそのまま追っていってしまった。100km近く走るとはいえ、数百m程のショートカットでもありがたいものである。
今日は大津駅にも寄ってみた。大津駅には9:00到着、走行は17.2kmだった。大津駅は、山科方面へ向かって上りになっており、その斜面の途中に駅があった。大津駅では、わかるところで写真を撮った。駅前には、琵琶湖周辺の観光マップがでかでかと掲示してあった。やはり琵琶湖は滋賀県の大きな観光スポットであるのだろう。

−琵琶湖− −大津駅−
さて、琵琶湖を抜けた後は山科方面へ。少し坂を上っていくと、1号線と合流。山科、京都へ。
山科へ抜ける上りは、思ったよりも短かった。ピークを過ぎて京都府へ入った先で、荷物が荷崩れしかかったので、下りでスピードに乗っていたが、やむを得ず停車して荷物の調整。
今日は荷物が少し不安定だった。途中何度かふらふらしながらもだましだまし走っていった。
山科到着は9:45、走行23.6km。ここから京都へ抜けるには、もう一つ上りを越えていかなければならない。しかしその上りが思ったよりも急だった。
ここさえ越えればあとは大きく下るのみ。ここの下りで、今回の旅の最高速度62km/hをマーク。
今日は土曜日でしかもお盆ということもあり、京都市内はかなりの混雑を呈していた。
1号線をそのまま走り、東本願寺を通る道で左折し、京都駅へ向かった。京都駅前もかなりの人で、お盆の威力を垣間見た。京都駅では写真を撮って、駅ビルにて京都のおみやげを買って家に送りつける。
2年前と駅前はほとんど変わっていなかった。今回は、京都はただの通過点。むしろ、まだ前半戦が終わったという段階だ。ここからが本当の勝負になってくる。京都到着は10:20、走行は30.7kmであった。

−京都駅前 賑わっています−
再び1号線に合流し、大阪へ向かう。京都出発は11:00。これが結構長くてつらかった。
しかもこれからの時間帯は夏の太陽が容赦なく照りつけ、体温をじりじりと上昇させる。
初日に心配だった膝の方はおとなしくなってきたみたいで、特にテーピング処置をせずとも走ることができた。昨日から右ひざを伸ばしきって曲げたときにポキポキ音がなるようになってきたのが心配ではあるが、ひどくならないように、なるべく音を鳴らさないように注意しながらこいでいった。
宇治川、木津川を渡り、さらに走ったところでいよいよ大阪府へ入る。時刻は12:35であった。ここまで48.7km。
寝屋川市に入る手前で、国道170号線へ。1号線は大きく右に曲がっていく道だったので、そのまま左車線を走っていく。間もなく、右手にサイゼリヤが見えてきたので、ここで昼食にした。到着13:30、走行は61.2kmであった。1時間ほど、休憩をかねての昼食であった。
大阪では…大阪弁聞くのが新鮮だった。異国の地へ来たということを実感する瞬間ではないだろうか。店員さんのイントネーションも関西風で、そんなところでも、関西へ来たんだなということを実感した。
守口市に入って、再び1号線と合流する。さらに進むと、1号線は西へ進路を変える。ここは直進し、大阪城方面へ向かう。JR鴫野駅付近のガード下をくぐり、中央大通りへ突き当たると、右折して間もなく大阪城が見えてきた。

−いよいよ大阪府へ− −太子橋−
今回の旅で初めての城であった。
大阪城到着は15:45。走行は75.0km。
名古屋でも名古屋城に寄ることはできたのだが、時間の関係で寄らなかった。
大阪城の外堀では、何かのイベントが行われていた。ダンスのイベントだろうか、遠くからも来たらしい参加者がたくさんいた。
内堀のところまで自転車は乗り入れができそうだったので、そのまま中へ向かう。城へ向かう極楽橋の近くに自転車を止め、歩いて城へ。
ここでまた荷物のセキュリティが心配だったが、そこは信じるしかなかった。そこからいくつか階段を上り、天守閣の前へ。そこの広場では、ストリートミュージシャンのコンテストが行われていて、いろいろな音楽が流れ、にぎやかであった。ここでは外から天守閣を見るにとどめ、写真を撮って撤収。

−大阪城公園の噴水− −大阪城天守閣−
大阪では、さらに道頓堀へ行ってみた。
大阪城を出て、中央通を西に向かい、堺筋を南へ。
この後神戸でも見たのだが、このあたりでは4車線くらいの道だけれども全車線が一方通行になっている道路があった。東京では見たことなかったので、自転車はどこを走るべきなのか迷ってしまった。逆走になってしまう場合はさすがに怖いので、狭い歩道を走らざるを得なかった。
そういう場合、少し不便を感じる。ただでさえ歩道が狭い上に自転車が止められていて、人が二人並んで歩いたら追い越しは不可能なほどであった。
さて、そんな道を通り、道頓堀に到着。時刻は17:20、走行距離83.3kmであった。
まず目に入ってきたのは、かに道楽のカニであった。店の前でうごめくカニを動画に収める。
さらに道頓堀の賑わう中を自転車で進んでいく。さすがに人通りが多く、人の流れに合わせてゆっくり移動していった。
一通り見て、グリコの看板で有名なえびす橋へ。ここの人ごみはすさまじいものがあった。付近を通過する車もお構いなしに人がどんどんと流れ込んできていた。例の看板と自転車を入れた写真を撮る。そこではボーダフォンのお姉さんがうちわを配っていたので、せっかくだからもらってみた。「どこまでいきはるんですか?」と聞かれ、「おぉぉ関西弁そのものだぁ」と感動しつつ、広島まで行くということと、横浜から来たということを話し、その場を後にした。やはり、旅先での会話って楽しいものだ。驚かれる事もあり、その人の昔の経験談を聞くこともあり、反応はさまざまだ。

−かに道楽− −グリコの看板−
道頓堀にきて何を見たいかというと、かに道楽、えびす橋、くいだおれである。そのくいだおれに行くために、えびす橋から移動する。…といっても、道頓堀のガイドなどもっているはずもなく、えびす橋からどちらの方向に行くべきか全くわからなかった。そのため、さっきうちわをもらったボーダフォンのお姉さんに聞いてみることにした。すると、えびす橋を渡って、左に曲がってしばらく行ったところとのこと。お礼を言い、私たちは早速移動した。
間もなくくいだおれに到着。あのくいだおれ人形も見ることができた。そこは常に人だかりができていて、人気の高さを垣間見る事ができた。道頓堀を東方向へ進んでいく。すると、ひやしあめというかわったネーミングの飲み物を発見。聞くと、生姜味のカキ氷みたいなジュースとのこと。甘辛いというか、生姜の辛さと甘みがほどよくマッチしていた。

−ひやしあめ 奇妙な味だった− −くいだおれ人形−
そして、大阪に来たからにはたこ焼きかお好み焼きを食べなければ帰れない。ところがたこ焼きはどこも長蛇の列で、いつ帰るかわからなかったし、時間も少し押していたので、お好み焼きを食べることに。軽くかきこんで、道頓堀を後にし、神戸へ向かう。ここで18:15、走行距離83.7kmであった。
道頓堀を出たあとは、阪神本線の野田駅を経て、2号線を直進。淀川を渡る頃には、あたりは薄暗くなり始めていた。
淀川を渡ってすぐ、神崎川を渡る。渡り終えたところで、兵庫県尼崎市の表示を見た。
途中、残り30kmという表示を見てかなり気が楽になった。
普段、30kmを走るというのは相当な距離に思えるのだが、逆にほっとしてしまうところが恐ろしい。連日100km以上も走っているとこんな感じになってしまうのだろう。2号線はひたすら平坦な道で、しかも今日は風にも恵まれたので、滑るように走っていった。
武庫川を渡って間もなく、甲子園球場という案内看板を発見。今まで、甲子園球場は大阪にあるものだと思い込んでいたので、こんなところで見られるとは思ってもいなかった。
間もなく、西宮へ到着した。時刻は19:45、走行101.9kmであった。芦屋市へ経て神戸市へ入る。
しかし、神戸は区をもっているので、神戸市に入ったからと行ってすぐに神戸駅へ着くわけではない。東灘区、灘区を経て、いよいよ中央区へ。
灘区では、並走する国道43号線と合流。合流地点は広々とした交差点で、我々自転車はまたも苦労の合流であった。
さらに三宮到着は21:10、走行117.1kmであった。三宮は空港への玄関口になっているのか、駅前のバス停では、大きな荷物を持った旅行客らしき人がたくさん集まっていた。
駅前の交差点もなかなかの広さで、しかも交通量が多く、さらに複雑な矢印信号があるために、いつ渡ったらいいのかタイミングがつかめないところがしばしばあった。
さらに、神戸駅を目指して走っていく。2号線で行けば確実なのだが、少し遠回りになってしまうため、JRの線路沿いに進んでいく。
神戸駅到着は21:20、走行119.9km。三宮からわずか10分程度であった。神戸駅前は少し落ち着いていて、むしろ三宮の方が賑わっていたような印象だ。
と、ここで神戸駅に到着して気づいたのは、ホテルがなんと手前の三宮であったことだった。「神戸で宿泊」という先入観があったので、神戸駅までいってしまったが、神戸駅前で写真を撮った後に、ホテルの位置を詳しく印刷した地図を取り出したときにその間違いに気づいた。10分くらいの距離であったが、やはり引き返すのは精神的によくない。
引き返す途中に、ローソンで今夜と翌朝の食事を買っていく。天気予報によると、明日雨が降るらしいのでここで雨よけのためのゴミ袋も一緒に買っていった。

−三ノ宮駅前− −神戸駅前−
三宮を過ぎて、すぐにホテルは発見できた。到着は22:20、走行は123.0kmであった。
泊まったのは、神戸クアハウスというカプセルホテル。
温泉もあるので、地元の人たちが普通に温泉として入浴しに来ているらしい。
入り口の近くに自転車を寄せ、荷物をまとめてチェックイン。
基本的に館内は土足禁止で、フロントに行く前に下駄箱へ靴をしまう。そして、フロントにて予約している旨を伝え、ロッカーの鍵をもらう。
部屋の鍵ではなく、ロッカーの鍵であるところがカプセルらしいといったところか。
本日の宿泊料金は、入浴料込みで2940円。ネット予約で規定の値段から少し下がっており、かなりの破格だ。
さて、簡単に館内の案内をしてもらったあとは、早速カプセルへ行き、ロッカーに入らないような大きな荷物はカプセルに置き、貴重品や小物はロッカーへ。荷物を整理したら、早速温泉へ。
重曹泉、大名風呂、サウナなど、一通りの風呂はそろっていた。ちょうどサウナでは、テレビがみられるようになっており、今行われているアテネオリンピックの中継が放送されていた。谷亮子選手の柔道を放送していて、入浴客はテレビの映像に見入っていた。
私はサウナに長時間いることはできなかったので、テレビもそこそこに、水風呂や大名風呂など、ふらふらとしていた。
入浴後は、休憩室で雑誌を読んだりテレビを見たりしてゆっくり過ごした。コインランドリーを探したが、あいにくこのホテル内にはなく、明日途中で探す事になった。
1時頃だろうか、カプセルに戻り、就寝。アラームも枕元にあったので、使わせていただいた。
初めてのカプセルでちょっと戸惑うこともあったが、快適に過ごすことができた。
天気予報によると、明日は雨。できれば、最小限の雨であって欲しい…。

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