広島自転車旅行 2日目
<2004.8.11-17 Wed-Tue>


2004/8/12(木) 静岡県焼津市〜愛知県名古屋市




5:30に起床。コインランドリーが6時から営業開始だったので、それまでには撤収したかった。が、いろいろ準備に手間取り、6:30発。近くのミニストップで朝食を買って、7:00過ぎに出発。

今日の走行は180kmと一日最長の走行距離なので、昨日うずきだした左膝の事も考え、テーピングを巻いていく。特に小細工はせず、膝蓋骨上辺りを3周ほどくるくる巻いた。これで、今日は無事に走りきるのだが…。

さらに、不幸にして今日は浜名湖までずっと向かい風だった。さらに、焼津から1号線に合流して金谷に行くルートを進むつもりだったが、昨日の静岡でのささやかなルート変更がよかったことに味を占めたのか、金谷を避けて菊川駅へ向かうルートをとった。

ところが、その金谷を避けたつもりだったが、微妙なルートになってしまった。県道を走ったのだが、アップダウンが何箇所かあり、しかも金谷の台地に上がる直前の急勾配がかなりきつかった。おそらく今日一番の急勾配だっただろう。これなら、普通に金谷を通って行ったほうがよかったのではないかと思われた。


     
−県道79号線 茶畑が広がる−                         −菊川駅−



金谷の大地はお茶畑が広がっていた。畑の近くの店では、ご当地ならではの広告が貼ってあった。お茶摘み用の機械の広告だった。お茶摘みは人海戦術だと思い込んでいた私にとっては新鮮だった。


菊川駅へ下りたら、掛川、磐田へと進む。菊川駅を9:00に通過、走行は31.7km。

さらに天竜川を越えて浜松へ。この辺は大きなアップダウンもなく、とにかく距離を稼ぐ。

浜松駅前に到着し、サークルKで休憩した。この時はもう相当体力を消耗していて、しかもまだ体調が完全ではなかったので、空腹なのだけれども食欲がないという状況だった。そんなこともあり、この先はかなりペースダウンしてしまった。

浜松を過ぎたあたりで、今日の寝不足による眠気、不毛な向かい風によるペースダウン、照りつける太陽、それらが私をエスケープルートへ誘っていた。とりあえず、Dの提案で、浜名湖に着く前のジョイフルで昼食にすることにした。

「このままでは、日付が変わってからのホテル到着になるのではないか」という不安にかられてもいた。しきりに前回のペースと比較し、今回の予定を立てていった。とにかく相当な暑さで、体力も限界に見えた。…しかし、後になって考えてみると、これはきっと精神的なものであったに違いない。名古屋にたどり着くことではなく、とにかくエスケープ予定の駅まではがんばろうという非常に消極的な発想になっていたからだろう。

ところが、ここではっと気付いた。Dにも、エスケープの提案をしてみたが、「何とかなりますよ」の一言に、自転車魂に火がついた。前回のペースをもう一度冷静に比較し、夕食の時間を削って行けば、名古屋までほぼ予定通りに到着することができるとわかった。もうエスケープのことだけが気になっていて、冷静な判断ができなくなってしまっていたのだろう。


ジョイフルで腹ごしらえをした後は、さらに西へ進む。日焼け止めを塗りなおし、気分一新、先へ進む。ジョイフル出発は14:00、ここまでの走行は80.8kmであった。


    
       −浜名湖 ここへたどり着く直前までは死にそうだった(笑)−               −新幹線が通過−



途中、スプリンクラーで水をまいている施設があり、ここの水道で頭から水をかぶった。これはかなり気持ちよかった。去年の秦野サイクリングの時に、滝の水をかぶったときの気持ちよさが頭をよぎった。

ここで水をかぶることに味をしめ、すぐそばのコンビニの水道で、2Lペットに水をいっぱいに補充していった。以降、この水が暑さから多少なりとも解放してくれるのである。

バイパスを左手に見ながら、直線を進むと、白須賀が見えてきた。まもなく急な上り坂がはじまる。今まで自分が持っていた印象とはうってかわって、白須賀は思ったよりもすぐに攻略できた。前回はかなり体力が危なかったのだろうか。それとも、水のおかげだろうか、意外にもすんなりと通過する。。

そして豊橋へ。しかし、豊橋駅付近で、迷い、20分近くロスする…。国道1号線をそのまま走っていけばよかったのだが、どこで間違えたか、豊橋駅方面へ行ってしまった。今回は2回目なのに、なぜか道を間違えることが多い。ちなみに、豊橋駅付近を16:20に通過、走行は109.6kmだった。

さて、豊橋を過ぎてからは順調なペースになる。上り坂も15〜20km/hペースで進むことができた。岡崎市に入ってからは下りとなる。その後の下りも30km/hペースで進む。東岡崎あたりで、陽が沈んでいった。ここからはかなり走りやすかった。路肩もきれいに舗装されるためにハンドルに伝わる振動もほとんどなく、追い風も手伝って、風を切る気持ちのいい走行だった。


  
         −岡崎市へ入る−                 −日の入り。2年前もこんな景色が…−



軽いアップダウンを繰り返し、名古屋市へ入っていく。しかし、名古屋市は広い。横浜も然り、区がある市というのは中途半端な広さではない。
追い風にも助けられ、相当早く名古屋市へ到着。予定では、夕食をファミレスで食べている暇はなかったのだが、なんとその時間が取れたのだ。前回も、岡崎をすぎた辺りからかなりのオーバーペースで走ってきたのだが、それよりもさらに早く走ってきたのだと思われる。笠寺のサイゼリヤには20:15に到着。1時間ほどゆっくりする。ここまで走行170.3km。

その後は高速の下の国道を名古屋駅に向かって走っていく。しかし、名古屋の中心部は未だにわからず、19号線に乗ったはいいが、ホテルの位置がいまいちよくわからなかった。

名古屋駅からアプローチしようと思ったらわからないし、結局なんだかんだで20分くらいロスした挙句、22:20に今日宿泊するホテル、コンフォートホテル名古屋チヨダへ到着。うろうろしててすみません…。

いつものようにスロープの下に自転車を置いて、チェックイン。禁煙室を取ったため、上の方の階になった。少し移動が面倒だが、この際ぜいたくは言ってられない。


部屋に着くと、早速荷物の整理。Dが先にお風呂に入る。その間に、電話やメールなど連絡をとった。Dがお風呂から出てきて、いざ風呂に入ろうと膝のテーピングをはがした。すね毛がある関係で、躊躇せずにはがしたら…なんと、一部は皮ごとはがれてしまった。走っているときに痒みとも痛みともとれる感覚があったのだが、このことだったのだろうか。

アンダーラップでも巻いておけばよかったと思うが時すでに遅し。物に触れただけでもしみるような痛みが走る。この状態でこれから風呂に入るのかと思うとかなりつらい。まるで、鉄棒で皮をむいたときのような感覚だ。

しかし、ここまできて風呂に入らないわけにも行かない。仕方なく、最初にお湯につかるときに走る痛みを我慢しながら、慣れるのを待った。かなりの痛みに、湯船でゆったりとリラックスしている場合ではなかった。



−ホテル室内 …朝なので散らかっています−



今日は途中で挫折しそうになりながらもなんとか180km走りきった。広島まで行ってきたけど、途中で地図が抜けてしまうのはやっぱり悔しいという思いはあったのだろう。そんな思いがエスケープにかき消されそうになっていたときに、Dの一言は私に力をくれたと言っても過言ではないだろう。今日は時間に追われた分、明日はゆっくり走りたい。風呂に入った後は、二日分の洗い物を洗濯して、乾燥機にかける。乾燥を待っていたため、就寝時間は1時を回ってしまったが、ホテルの快適なベッドで、すぐに眠りに就くことができた。


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