広島自転車旅行 1日目
<2004.8.11-17 Wed-Tue>


2004/8/11(水) 神奈川県藤沢市〜静岡県焼津市




今年の行き先を決めたきっかけは、5月に長崎へ旅行に行ったことだった。
長崎といえば、ちゃんぽんですね。…いやいや、じゃなくて、原爆。

その時は、原爆資料館を見学した。以前に、家族と行ったことはあるが、いかんせんかなり昔の話で、あまり記憶に残っていなかった。しかし今年、あらためて長崎の原爆を見て、新たな思いが湧き上がってきた。

…広島の原爆は、どうだったのだろう。

長崎を見て、広島を見ないわけにはいかない。そこで、今年の自転車旅行は広島へ行くことにした。

事前調査では、日程は8日。実質の移動時間は7日となる。一昨年、共に京都へ行ったko-1は都合がつかないらしく、今回は、4年前に一緒に富士山へ登ったDと行くことになった。お互いの都合により、出発は8月11日に決定。なお、台風などの重大な走行障害になるようなイベントがあれば、予定は繰り下げて出発することに。



初日は5時に起床。家で朝食を軽く食べ、荷物を自転車にセットして、集合場所である湘南高校へ向かう。

天気はほとんど曇りだった。出発初日からかなりいい感じの天気である。自転車にとって曇りはまさに好天。

出発時の荷造りに手間取り、いきなり集合時間の6時に5分遅れで到着。申し訳ない…。

県道を通り1号線に合流し、西へ走っていく。1時間も経たないうちに平塚へ到着し、初めての休憩。国府津で北へ進路を変え、松田へ。


松田あたりで心配していたひざがうずきだす。というのも、4月の伊香保旅行のときに左膝を痛めてしまい、それが再発しないかどうか心配だったのだ。長期の旅行に行く前に一度は、日帰りで長距離を走っておきたかった。なぜなら、膝の再発が心配されたからだ。4月以来、30kmを越えるような長距離は結局一度も走らなかった。普段、最寄駅に自転車で行くだけでも膝の違和感を拭い去る事はできなかったので、今回の旅で再発しないかどうか、常に左膝に神経を尖らせていた。松田駅到着は8:50、走行は41.8kmであった。

とりあえずだましだまし、御殿場まで上がっていく。実は、今回の旅の最高地点である。御殿場からの下りは、膝を心配してあまり力をかけないようにした。御殿場でセブンイレブンに寄ったが、意外と御殿場は都会で、カジュアルな格好をした若い集団が所々で見られた。


沼津まで来て、1号線と交差しようかというところで通り雨に打たれ、地下道に一時退避。通り雨らしく、かなりの雨量だった。
10分くらいだっただろうか、雨は弱まり、自転車で走る事ができるくらいにまでおさまった。本来なら、車道をまっすぐ走って適当なところで右折し、1号線と合流するつもりだったが、地下道に退避したことで、結果的にスムーズに1号線に合流することができた。

1号線に合流してしばらく走り続け、見つけたガストへ。…見つけたといっても、前回の京都自転車旅行の時に利用したガストであるが。14:00に入り、14:55に出発。ここまで走行95.6kmであった。実はもう100km近く走っているのである。しかし、今日はまだまだこれからが長い。

さらに1号線を走り続けるが、途中でバイパス化しているために一旦下りなければならない。例によって1号線からそれた富士川あたりで時間を食われる。

富士川を渡って、由比、清水へ。途中、いつもの海岸のテトラポットで休憩する。
今回は道を間違え、静清バイパスの横を海岸沿いに走るはずが、道を間違え、県道に入ってしまった。しかし、これでも予定の道とそれほど変わりなく、先に進むことができた。
バイパスの下をくぐった先は急に都会の雰囲気を呈してきて、間もなく清水駅に到着。


      
−清水駅前 2年前の工事もすでに完了していて、きれいな駅舎に−



清水から静岡は路面があまりよろしくなく、走りにくい。いたるところに工事の跡があり、いろんな時期に掘り返していた事がうかがえる。
清水から静岡までは、短いようで長かった。よく知っているルートは長く感じられるものである。

静岡駅前で写真を撮った。静岡到着は19:05、走行は149.9kmであった。今回は予定と違う、静岡から南へ向かう別ルートをとってみる。焼津の温泉は20:30までの受付なので、それに間に合えば、一日の疲れが吹き飛ぶ温泉に入ることができる。計算上、温泉の入場終了時間までぎりぎりだったが、焼津まで山道を一つ越えて走っていく。


…なんとか5分前、20:25にサンライフ焼津へ到着。走行距離は167km。温泉に入ると一日の疲れがどっと吹き飛ぶようで嬉しい限りです。そこでチャリ好きのおじさんに会う。なんでも、琵琶湖一周したり、箱根に行ったりしているらしい。…ちょっと話が長くて施設の電気が消える直前まで話し込んでいた。その後は、焼津駅へ行ってみたが、特にいいのが見当たらず、通行人のサラリーマンやおじさんに話しかけ、焼津ガストがあるとの情報をキャッチ。携帯電話の地図を駆使しながらガストを探した。

さすがに温泉に入ったとはいえ、今日一日の溜まった疲れがどっと押し寄せてきた。3日前に体調を崩していたため、多くを食べることができなかった。なんとかとんかつ定食を食べきる。


ビバークポイントは、ガストへ行く前に見つけた水産高校の自転車置き場に目をつけ、とりあえず就寝準備ということで、近くの水道を使って歯磨きをした。…ところが、いざ設営となると、やはり「学校である」ということで、誰かに見つかったときの対応がややこしくなりそうだったので、移動することになった。

去年のポイントである石津浜公園へ行こうと移動している途中、神社を見つけたが、ここもあまりよくないので却下。さらに公園を発見した。この公園はなかなか広く、一応屋根もあったので、今日のビバークポイントとした。早速荷物を降ろし、寝袋をセットしていざ寝ようとした途端、雨が降り出した。

かなりの雨で、私たちはとりあえずその屋根の下へ移動。しかし、屋根の下の土がぬれていたことから、雨が降れば水がたまる場所であることは容易に想像できた。ふとあたりを見回すと、コインランドリーを発見。もう営業は終了していたが、店内の明かりはついていた。それほど広くはなかったが、軒下なら雨を回避できるので、そこで今日は寝ることにした。いつものようにごみぶくろを敷いて、その上に寝袋を敷く。さらに自転車で自分が隠れるようにして、就寝。しかしこんな開放的な場所では落ち着くはずもなく、1:30過ぎまで、何度も寝返りをしながら、高鳴る胸を押さえつつ、床に就いた。


        
−静岡駅前 もう陽は沈んでいて薄暗い−               −初日はコインランドリーの軒下にて野宿−



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