京都〜鳥取自転車旅行 -2日目(新幹線編)-
<2007.6.30-7.3 Sat-Tue>


新型新幹線N700系デビューとあって、当日の品川駅は早朝にもかかわらず多くの人が駆けつけた。
鉄道ファン、報道関係者のみならず、一般の旅行客、ビジネス客の姿も見られた。

ここでは、発車前の品川駅から、下車駅の京都駅までの様子を少し紹介することにしよう。



品川駅の改札前にはすでにかなりの人だかりができていた。改札が開くのは5:30からのようで、まだ5分ほど時間があった。よく見てみると、券売機に並んでいる人が多く、当日に切符を調達する人がかなりいるようだった。

改札が開くと同時に、たくさんの人がホームへなだれ込む。カメラのフラッシュがいたるところで見える。発車案内の電光板を撮る人、ホームの様子を撮る人、様々である。
ホームへ降りると、そこはすでにかなりの賑わいを見せていた。新幹線の入線は5:45なので、しばらくはホームの様子を伺うことにする。前方、ホーム先端では出発式のセッティングがされていたが、あまりの人だかりであったため、上に吊るされていた樟玉がかろうじて見えるくらいであった。

新幹線が入線してくるまでは、ホーム、とりわけ電光掲示を撮影する人が多かった。
しばらくすると、入線の放送とともに、N700系新幹線が品川駅に姿を現した。ゆっくりと入線。その間、ホームのいたるところからどよめきが起き、フラッシュが光る。また、JRのスタッフは事故防止のため、白線越えの撮影など危険な行為を注意していた。それでも、初日ということもあってか、若干肝要なところもあったかなという印象だ。上り線のホームにも撮影の人がたくさんいた。アングルとしては、上り線ホームの方がよく撮れるのかもしれない。


     
-(左)N700系デビューのポスター  (右)いよいよ改札が開く-



    
-(左)のぞみ99号へ  (右)出発式では人ごみで何がなんだかわからない…-



    
-(左)N700系入線 事故防止のための放送がひっきりなしに流れていた   (右)「N700」のロゴマーク-



    
-(左)行き先表示  (右)私は4号車に乗車-



入線すると、すぐに乗り込む人、外から撮影を続ける人、乗務員との記念撮影をする人など、それぞれが出発までの時間を過ごしていた。
ホーム先頭では出発式が始まっていたようだが、その様子は後ろのほうからはまったく見ることができない。

先に自転車を車両最後列の席の後ろのスペースに置く。発車までの数分間は撮影に走った。発車が近づくと、ホームにいる客の動きが一層慌しくなる。構内放送では、乗車して待つようにとの注意が何度も流れる。

座席は4号車の窓側A席。指定席の最も先頭寄りの車輌である。というのも、写真撮影に好都合だったからだ。本当は、自由席の1号車がいいのだろうが、一番列車ということもあり、座席が確保できなかったときに悲惨なことになりそうだったので、自由席は止めておいた。実際は自由席でも十分座れたような感じがする。ホームでも、それほど並んでいなかったような気がするなぁ。
窓側の席だったため、足元にはAC100Vの電源があった。従来の車輌に比べれば、モバイラーやビジネスマンに対する環境はかなり整っているように思う。電源が確保できる席が増えたことはいいサービスアップではないだろうか。グリーン車では、当然のことながら全座席に電源が設置されている。


    
-(左)編成案内図  (右)デッキ-



        
-(左)洗面所  (右)窓側座席下にはAC100Vのコンセントがついている-



        
-(左)窓は従来の新幹線に比べて小さい  (右)車内-



6:00、定刻通り発車した。従来型とは違い加速が滑らかに感じた。この真価が発揮されるのは次の新横浜を発車してからだろう。
あっという間に新横浜に到着。向かいのホームではカメラを構えたファンがたくさんいた。特に、ホームの先端には人がごった返している。
新横浜までの1駅を記念乗車という人もそれなりにいたが、乗ってくる人も多い。次は名古屋。旅行がてら一番列車に乗るという人も少なくないだろう。かく言う私はその一人であるが。

新横浜を出発するとみるみる加速していく。車窓にはなじみのある風景が一瞬で通り過ぎていく。
小田原駅のカーブを過ぎると、トンネルが続く。
車体傾斜装置が導入されているが、わずか1度の傾きは意識していても全く感じられなかった。カントなのか傾斜装置なのかその辺りがわからない。開発陣は乗客に気づかれないように「さりげなく」傾ける、これが目標だったようだ。

名古屋駅までの途中、田んぼの真ん中から手を振る家族や、飛び跳ねて喜んでいる子供が見えた。沿線のマンションのバルコニーからこっちを見ている家族もいた。それだけ、今日のN700系デビューはたくさんの人に注目されているんだなと感じた。
気がつけば名古屋に到着。
ここでも、向かいのホームにはカメラを構えたファンが先頭部分で待ち構えていた。また、ホームでもたくさんの人がカメラや携帯を向けていた。



  
-名古屋駅にて ホーム先端でカメラを構えるファン-



停車時間はわずか。すぐに発車し、通勤電車並みの加速力でスピードを上げていく。
関が原、琵琶湖の脇を走って京都へ。

京都に到着する直前、他の乗客は早くも下りる準備をしていて、自転車が置いてある座席後ろの部分にはすでに人の列ができてしまっていた。
席を立って、隣の人に通してもらったとき、「頑張ってくださいね」と声をかけられた。おそらく、車内改札のときに車掌さんに自転車を置いてある旨を伝えたときに、自転車旅行だと気づいたのだろう。「行ってきます。良い旅を」と話して、自転車を担いで新幹線を下りた。

京都駅のホームに下りると、荷物を邪魔にならないように置いておき、後続ののぞみ1号の写真を撮るためにホーム先端へ移動した。今回乗車したのぞみ99号より数分後に到着する。品川では人が邪魔になってしまって先頭の写真が満足に撮れなかったので、ここで改めて写真に収めることにしたのだ。
休む間もなく、N700系新幹線が滑り込んできた。停車時間はわずかであったが、ここでようやく特徴的な先頭車を撮れた。

その後は、入線してくる新幹線を何本か撮影して、改札を出る。



  
  (右)京都駅にて 後続の「のぞみ1号」もN700系-



2日目に戻る

トップへ
戻る


Copyright (C) 2004-2023 maru All Rights Reserved