京都〜鳥取自転車旅行 -1日目-
<2007.6.30-7.3 Sat-Tue>


2007年7月1日といえば、何を思い浮かべるだろうか。
…と唐突に言われて即答できたあなたは相当の鉄道ファンと思われる、と勝手な解釈をしてみた。

この日は、新型新幹線N700系がデビューした。
各所から一番列車が走っていたが、せっかくの機会なので、首都圏発の一番列車に乗ることにした。そして、ただ新型の新幹線に乗って帰るだけではつまらないし、運賃払って遠くまで移動するので、自転車も一緒に持っていって自転車旅行もしてこようというのが今回の旅行の趣旨だ。

取れる日程は前泊の日を含めて4日間、正味3日である。一日に走れる距離と、行きたい観光地、帰りの電車等を加味して検討した結果、京都〜鳥取間を自転車で走ることにした。
日程としては、新幹線で京都まで移動し、その日に天橋立まで自転車で移動。翌日は日本海沿いに移動し、兵庫県の香住で一泊。最終日は鳥取まで移動し、砂丘を見てから新幹線で帰ることとした。帰りの新幹線は、山陽新幹線限定のひかりレールスターと、レアな存在だが異彩を放つ500系新幹線に乗る。

いつものように、事前にインターネットの地図サイトでルートの地図をプリントし、宿の予約をしておく。また、出発日の新幹線の切符も一ヶ月前にみどりの窓口で予約をして事前に手配。みどりの窓口の営業開始直後、朝の6:30に行ったにもかかわらず、既に2人が予約を入れていたため、もしかしたら満席になってしまうかもしれないと一抹の不安を抱えたが、結果的には少し余裕がありそうだった。
帰りの切符については、前回のことがあるので、最終日に手配することにした。故障やトラブル等で旅程が変わるかもしれないからだ。

出発日は品川までの移動で、距離にして50kmもないので、荷物のセッティングも余裕を持って終える。



2007/6/30(土)  神奈川県藤沢市〜東京都品川区




当日は雨が降っていた。…出発から天気に恵まれない。天気予報によると、全般的に雨から曇りの予報で、全日程で雨具が必須になりそうな予感がした。
いつものように荷物をセットする。前回の新潟旅行よりは軽量化した。というよりも、この時期になると防寒具がいらないため、必然的にかさばるものが荷物から消えた格好だ。

今日の目的地は品川の手前、北品川の宿までだ。「北」品川と言っても品川駅よりは南側にある。そもそも品川駅は港区にあり、北品川駅の立地としては品川区の北側にあるという点で正しいのかもしれない。ルートとしては、国道1号線で北上し、国道15号線(第一京浜)に乗るのみ。経路は難しくない。

自宅を出たときは弱い雨が降っていた。出発は15:20だった。出端で雨に降られるのは初めてのことだった。これまで何回も自転車旅行をしてきたが、いずれも出発日に雨に降られなかったことを考えれば、今までの運が良かったのかもしれない。
ところが、雨は出発してまもなく、戸塚駅の付近で止み、今日は以後降ることはなかった。



-出発から雨装備-



国道1号線をひたすら走っていく。長期旅行で走るのは、実は初めてのルートである。国道1号線は五反田の手前までは走ったことがあるのだが、途中で第一京浜に乗って走ったことはない。
途中、保土ヶ谷辺りで雨具を脱いだ。さすがにこのまま走り続けるとサウナ状態になってくるので、汗だくになる前に早めの対応が肝心だ。雨具を取ったら、爽快な風が吹いているのに気づく。少し残った汗が乾き、さらに涼しさを感じさせる。自転車で走るには実はいいコンディションになっていた。
横浜駅前に16:45に通過。ここまで20.5km、順調に距離を稼いでいく。

駅前を過ぎた辺りで、1号線と15号線の分岐点があるので、適当なところで15号線へ移る。交差点は歩行者用の歩道橋しかなかったので、少し走ったところの横断歩道を渡り、迂回するようにして15号線に乗る。ちょうと神奈川駅があったので、写真を一枚撮っていく。


    
-(左)横浜駅  (右)神奈川駅-



後はひたすら距離を稼ぐのみ。1号線に比べて、15号線は沿岸部ということもあり、アップダウンがほとんどない。走る分には相当楽だ。
途中、自転車に乗ったサラリーマンらしきおじさんと抜きつ抜かれつを繰り返していた。ペースとしては私のほうが若干速いのだが、そのおじさんはことごとく信号を無視して先に行ってしまうので、気がついたら遠くへ行ってしまっていた。…都心部では信号によって移動速度が大きく変わることを実感。

川崎駅付近を通過したのは17:25、ここまで31.5kmだった。
天気は曇り。戸塚で雨が止んでからは一度も雨が降っていない。

第一京浜については特筆する点は…ないかもしれない。国道1号線に比べて平坦で走りやすいというのは前述の通りだ。信号のタイミングが合わないとかなりのペースダウンになるが、波に乗ってしまえばトントンと距離を稼げるところでもあるだろう。

大森海岸に18:00着。このあたりでお腹が空いてきた。明日は6時品川発の新幹線なので、夜は早く寝ることになる。ということで、この時間に夕食としよう。ちょうど第一京浜沿いに吉野家があったので、豚丼を軽く食べる。運動をした後とはいえ、最近はあまり量を食べられなくなっているような感じがする…ので、並盛一杯とサラダで済ます。

食事と合わせて30分ほどの休憩を取って、再出発。
品川まではあと5km程。数字で見ればまさに目と鼻の先といった感じであるが、都会を5km走る間に景色は目まぐるしく変化する。


今日の宿は北品川駅から歩いて数分の宿である。
いつものように楽天トラベルで発見した格安の宿である。まさに大学生の下宿といった雰囲気の宿で、トイレと洗面所、風呂場は共用で、各部屋にはクーラーとテレビ、寝具一式が備え付けてあるだけだった。
宿に着いたのは18:55、今日の走行距離は43.3kmであった。

部屋は4畳半ほどの広さであったが、寝床にする分には必要十分な広さだった。
いつものように荷物を広げて明日の着替えを整理しておく。
一通り落ち着いたら、隣接するコンビニに明日の朝食を買いに行く。明日のチェックアウトは4:30頃を予定しているので、あらかじめ買っておいて部屋で食べてから行くことにする。



-今日の宿「清美荘-



その後、風呂に入って、テレビを見ながら寛いだ後、22時前には寝床に就いた。

実は、前回の新潟自転車旅行の後に長距離の走行はしていなかった。あえて走ったとするなら、足慣らしを兼ねて40kmの距離を高負荷で走り続けたことが一度あるが、長時間走り続けたことはなかった。今回もその関係で、膝の故障が心配であったが、初日はなんとかトラブルもなく無事にたどり着くことができた。問題は明日以降、特に前回は2日目から急に悪化してきたので、そういう意味では心配な一日になりそうである。
そんなこともあり、今回は時刻表を持って行き、いつでも代替ルートが確保できるようにしておいた。帰りの切符は冒頭でも書いたように、出発の時点では確保していなかった。…そこまでたどり着けないかもしれないので。

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