富士山自転車旅行 その3 -2日目-
2000年8月14日(月) 2日目 山梨県富士吉田市〜富士山五合目
前回と同じ道のり。富士吉田市〜河口湖を経て、富士スバルラインにて5合目へ向かう。
今日の走行はおよそ33kmであり、最悪押して歩いても、10時間程度で到着できる。…まぁそんな状況になるのはよっぽどのことであるので、それほど神経質になることでもないと思うが。
当日は8:30頃に起床。ホテルで朝食を食べ、さっそく出発の準備をする。ホテルの利用が連泊だったらいらない荷物も置いて行けたのだが、今日は5合目にて宿泊の予定なので、全ての荷物をまとめた。10時前にはチェックアウト。自転車に荷物を乗せ、河口湖方面へ走り出す。
河口湖まではほぼ平坦な道である。138号線のスバルライン入り口付近では、富士急ハイランドも近くにあり、たびたび絶叫が聞こえてくる。
ビジターセンターを過ぎて左折し、富士山へ。ひとまずゲートまで距離を稼ぐ。ゲート直前で10%近い急勾配が姿を現し、これからの道のりを想像させる。
スバルライン料金所到着は11:45、走行距離は9kmであった。さすがに今日は相当な平均速度を叩き出すものと思われる。また、富士山のマイカー規制期間中なので、道路を行きかう車はバスやタクシーなど営業車がほとんど。そのため、いつも道路の端に追いやられている自転車も、少しはストレスなく走ることができた。
ここからは、まさに普通ではない勾配が次々と姿を現す。基本的に7〜8%程度で、時には
12%などという勾配になるときもある。5%という勾配だったときにはホッとしてしまうほど、常に急勾配が続いている。
5合目までは、特に変わったことはなく、ひたすら走っていくのみ。途中、何度も休憩をしながら、それでも確実に上っていった。これも、帰りの爽快な下りがあるからこそがんばれるのではないだろうか。富士山へ自転車で行く醍醐味の一つが、帰りの下りである。5合目から富士吉田まで。それから、富士吉田から松田まで。やはり帰りが楽なほうが旅も楽しく感じるものだと思う。
さて、簡単になってしまったが、5合目には16:40に到着。走行は33.5kmであった。今日の行程のほとんどが上りであり、しかもそのほとんどが5%以上の勾配である。たかが33.5kmといえど、あなどれない。

-山頂を望む-
5合目に着いたら、早速記念撮影。郵便局の前に日付の入った看板があるので、そこで写真を撮ってもらった。残念ながら到着は16時を回ってしまっていたため、郵便局の貯金業務はすでに終了していた。
さて、自転車の置き場所が見当たらなかったので、近くの売店のオーナーに頼んで、店の裏側に置かせてもらった。…優しい方で助かった。
今日は5合目にて宿泊。雲上閣にて素泊まりである。料金は素泊まりで3500円だったが、食料をそれほど用意してこなかったので、夕食付で泊まることにした。雲上閣の事務所へ案内され、料金を支払う。
さて、その後は上の宿泊部屋にてゆっくりする。一応素泊まりという扱いなので、畳の部屋に布団という、非常にシンプルなお泊りである。私たち以外の泊り客は数人いたようだったが、部屋が別の部屋だったため、特に会話をしたりすることはなかった。
ひとまず布団を敷いてゆっくりする。その後、明日の荷物の準備をした。登山に関係ない荷物はロッカーに入れる。そんなこんなで、今夜は過ぎていった。明日は早いので、23時頃には寝る体勢に入っていた。
ちなみに、インターネット情報の通り、富士山は水がなく、下から運んでいる。そのため、水は貴重である。全体的に物価が高いのも麓からの運送料が含まれているからだろう。定価以上で売っていても怒ってはいけない。麓で買えるものは、麓で買って持っていくのが鉄則である。

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