富士山自転車旅行 その4 -4日目-
2001年8月14日(火) 4日目 山梨県富士吉田市〜神奈川県藤沢市
8月14日 4日目 山梨県富士吉田市〜神奈川県藤沢市
2日目と同様、8時すぎに起床。ホテルの食堂にて朝食を食べ、フロントでゆっくりする。
身支度など荷物を整理して、10時前にチェックアウト。
例によって荷物を自転車に積み、とりあえず山中湖へ向けて出発。時刻は10:30であった。ん、ということは、自転車のセッティングに30分かかったということですね。あ、違う、今日になって自転車を見てみたら、後輪の空気が抜けていたのだ。一瞬顔が青ざめたが、とりあえず空気を入れてみた。…大丈夫そうだったので、そのまま走る事になった。携帯用の空気入れをまだ持っておらず、スプレー缶のような応急用のものしか持っていなかったので、この先かなり不安を抱えながら走る事になる。が、そんなことはすっかり忘れてしまうのである。
山中湖までの上りをゆっくりと走っていく。この道、なぜか向かい風になることが多いのは気のせいだろうか。
山中湖に着くと、各所へのおみやげを買い、適当なところで昼食にした。
籠坂峠まではそれほど時間はかからなかった。12:25到着、走行12.3kmだった。ここからは爽快な下りが待っている。
しかし、今回はなんと荷台に積んであった荷物が恐ろしい事になり、下りの途中で数回荷崩れしかかり、急停車する事態となった。さらに、せっかくの峠下りだったのに、後ろの荷物を押さえながら走るという、危険かつ面白みのない走行となってしまった。あぁ残念。
12:45、須走ローソンに到着し、資材調達を兼ねて、自転車の荷物をもう一度調整する。が、なかなかこれといってフィットする配置がみつからず、結局このまま不安定な状態で走ることになった。ところが幸いな事に、荷物はおとなしくしてくれていたようで、大きな荷崩れを起こす事も無かった。
須走ローソンを13:20に出発。ここまでの走行距離は21.7km。思ったより走っていないと言うのが本音だろうか。しかし、ここからは爽快な下りなので、体力的には全く心配はいらない。
来た道を松田駅まで走っていく。今日も雨に降られる事もなく、実に天気に恵まれた旅行だったといえるだろう。
小山町の246分岐点に到着したのは14時ちょうどであった。さらに松田まで進む。途中、大きな荷物を積んだ状態で、谷峨〜山北の狭い道を走っていくのは、かなりの恐怖も覚える。246号線ということもあり、大型トラックがかなりの数、往来しており、自転車は肩身の狭い思いをしながら、せかされながらもゆっくりと走っていった。
松田駅に到着したのは14:45であった。ここまでの走行距離は52.8km。ここから、246号線へ入る。この道は行きにko-1が通ったので、先導はko-1に任せる事に。
1号線に比べると、少々アップダウンが激しいような印象を受けたが、結局のところ、距離としては246経由のほうが近いようである。所要時間としてはそれほど変わらないようだが、やはりそのアップダウンがネックになるらしく、せっかくの距離を相殺してしまっている。どちらが良いとは一概には言えないが、坂道を越える体力が残っていれば、246経由がいいのではないかと思う。
松田〜渋沢間は緩やかな上りが続く。結構長いので、帰りの身には少々きつく感じられたかもしれない。その先は、2度のアップダウンがある。秦野の善波トンネルが一番のヤマであったが、ここは帰りが楽で、行きがつらい。高低差の関係もあるかもしれないが、ちょっと上って、長く下ったという印象だった。
さて、16:10には東海大病院付近を通過。ここから、246号線を外れ、県道を走って用田方面へ向かう。この時点で走行距離は72.8kmであった。今日はかなりペースが速く、区間速度はほぼ15km以上をマークし、自分としてはかなりの高速走行だったと言える。
間もなく小田急線の踏切を渡り、さらに進み、相模川を越える。
藤沢市の用田交差点に着いたのは16:50であった。ここまで82.9kmの走行であった。
ここからko-1とは道が違うので、それぞれの帰路につく。最後に写真を撮って、解散。
この時点でかなりお腹がすいていたが、もう少しで帰宅するので、我慢して走り続ける事にした。まだここから10km近くあるのだが。
途中、後輪の空気がなくなってきているのに気付いた。スプレー式の空気入れの残りを全部使い、なんとか空気は入り、すぐに抜けてしまうようなことはなかった。家までは何とか持ちそうである。
その後タイヤの空気が抜けることもなく、無事に帰宅。
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運よく、2回目にて富士山からのご来光を拝む事ができ、目標達成となりました。
天気も全日程にわたって良好で、初日の峠越えで降られただけなので、その辺も運がよかったのかなと思います。
富士山に関しては、登頂もご来光も達成してしまったので、今度「自転車で」行くのはまた気が向いたときになってしまいそうですが、5合目からの登山は何度でも行きたくなってしまう魅力を持っている気がします。富士山は環境破壊が激しいようで、スバルラインに沿って森林が立ち枯れているのもよく見られました。また、登山の途中、何度もゴミが落ちているのを見かけました。このような環境のために、世界遺産に登録されないとのこと。私たちひとりひとりが気を付けなければいけないことですね。
4日の長期旅行も普通にこなすことができるようになったので、来年はさらに日程を延ばしてみようかと考えています。できれば、富士山のようなアップダウンのないルートがいいかな。
そうなると必然的に東海方面または東北方面となりますが、さてどのような計画になるか今から楽しみです。
2回にわたって、富士登山のレポートをお送りしましたが、何かの参考になれば、筆者として喜ばしいことだと思います。
重複する部分や、片方にしか書いていない部分がかなりあると思いますが、その辺は筆者の記憶力に免じてご勘弁いただきたいと思います(笑)
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----------------------------参加・登山の執筆を頼んだko-1からも感想を頂いています------------------
私にとって初めての自転車旅行となった今回の富士山行きは、非常に刺激に満ちた楽しい旅となった。
まるえもんという頼れるパートナーのお陰で、ルートの心配もする必要もなく、ただついて行っただけと言えばその通りなのだが、自分の力のみで富士山の標高3776Mにたどり着いたということが、今でも自信になっていると思う。
全体の中で一番印象に残った場面は、何といっても五合目から麓まで一気に下っていったあの一瞬である。二日目に一日がかりで登った道を、ほんの数十分で下りきる、自転車の醍醐味を十二分に感じた時間が、今でも私を魅了して止まない。山の間に日が落ちようとする美しい景色と、急坂を下り風になったような爽快感は、これまで味わったものの中でも最高の時間であった。
天候にも、パートナーにも恵まれて、快適に行ってくることができた。今回はまるえもんに頼りっぱなしだったが、今度はテクニックをもっとつけて少しでもサポートできたらいいなと思う (実はいまだに頼りきりだが・・・)。

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